読書日記(書評や読書メモなど)

読んだ本の記録です。書評やそれに類する読書メモなど。主なジャンルは、「教養」「ビジネス」「教育」です。仕事柄、財務や会計、教育関連の本が多くなるかもしれません。

2018-01-01から1年間の記事一覧

フライト・ゲーム(松葉健司 著)

著者は三重の久居農林高校や松坂高校を甲子園に導いた指導者です。 本書は物語の形で著者から若者(に限らず大人も)へのメッセージを伝えています。 特に覚えておきたい、というよりは心がけたい点を3つ挙げます。 ●二重否定の禁止→「~しないと、~になっ…

ランニングの科学(鈴木清和 著)

著者は駒澤大学で陸上競技をしていましたが、現役時代は故障(ランニング障害)に苦しんだようです。 その経験をいかして、今はランニングコーチ兼トレーナーとして活躍されています。 さて、来るべき浜松ハーフマラソンに向けて参考になることがたくさん書…

スタンフォード式疲れない体(山田知生 著)

著者はスタンフォード大学の体育会でスポーツ医局のディレクターをしつつ、アスレティックトレーナーを務めています。(執筆時点では女子水泳部を担当) 多くの知見が書かれていますが、当然すべてを覚えることはできないので気になった点を抜き出しました。…

運は創るもの (似鳥昭雄 著)

ニトリホールディングス社長の似鳥氏による一冊。 もともとは日経新聞の「私の履歴書」で連載されていたものに加筆したもの。 一代でニトリを今の規模にまで成長させた軌跡が書かれています。 似鳥氏は幼いころは家庭環境など、かなりの苦労がありました。ま…

RUNNINGstyle 2016年10月号  特集:ランナーの新常識

最近は『TARZAN』もほとんど読んでいなかったので、最新のトレーニング理論を追いきれていなかったので、浜松マラソンにエントリーしたことを機に、”新常識”をおさえておくことにしました。 01 「距離を踏めば走力がつく」は迷信 ⇒高強度・短時間のトレーニ…

死ぬこと以外かすり傷

幻冬舎の編集者、箕輪厚介氏の著作。氏は『多動力』(堀江貴文)や『人生の勝算』(前田裕二)、『お金2.0』(佐藤航陽)などを編集。今、日本で一番勢いのある編集者ではないでしょうか。 ルールが変わる。無知こそ武器だ。考える前に飛べ!(表2) と言いなが…

強運道 -御縁と人徳の法則-

東京は篠崎の書店「読書のすすめ」の清水店長の著作。 お客さん、あっしはね…人が成長するのには、「本との出会い」と「人との出会い」しかないって思っているんでさ。(p26) ”幸福”を科学的アプローチで分析した本に書かれている幸福との出会い方にも似てい…

キリンビール高知支店の奇跡

今更感がありますが・・・ 本棚に『キリンビール高知支店の奇跡』を追加。 大まかに本書の内容を紹介すると、アサヒスーパードライに押されていたいた高知支店を立て直し、高知支店→四国地区本部長→東海地区本部長→営業本部長と出世した著者の行ったことを高…

一個人(2018年8月号) 〔特集〕100年人生にそなえる最強の食事術

雑誌ですので、一つのテーマを深く掘り下げるのではなく、トピック的に健康を切り口にした食事術が10個書かれている。 その中でメモしておこうと思ったのは次の3つのテーマ。 ●病気と老化は「炎症」がカギ ●体にいい!お酒の「飲み方」指南 ●「卵」は最強の…

最新 戦略PR 入門編

2009年にアスキー新書から刊行された『戦略PR 空気をつくる。世論で売る。」を改訂したもの。 うかつにも見落としていたが、2008年のリーマンショックに始まる企業の広告費削減の折に注目された「戦略PR」を開設したもの。本書の姉妹編に「実践編」がある。…

「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史

「善玉」「悪玉」大逆転の幕末史 (新井喜美夫 著) タイトルの通り、多くの場合肯定的に書かれる明治維新の志士側を悪玉、幕府側を善玉ととらえた一冊。 井伊直弼を日本最大の政治家とし、小栗忠順(上野介)を日本最高の頭脳と称賛している。それに対して…

森林の思考・砂漠の思考

風土や気候から世界各地、日本各地の思考方法の違いを考察した一冊。 私とは何か、という問いは世界とは何かという問いになる。その世界というものは、私に認識しつくされるものではないから、私が世界をどうみるかという世界観の問題になる。人間の発生以来…

読書を仕事につなげる技術

著者は大学の学部と院で美学を学んだ後、電通に就職。その後外資系コンサルに転身。コンサルとして働くにあたり、経営関連の業務上必要となる知識は独学で身に付けた。 タイトルの通り、「読書で学んだことをいかに仕事に生かすか」という視点で書かれている…

このブログの目的

主には読んだ本の記録。簡単な内容のメモと短い感想が中心になる予定。 後から検索するときにブログの形態のほうが便利だと思ったため。 主なジャンルは ・哲学 ・IT ・ビジネス ・歴史 ・宗教 ・健康/運動 ・怪しい系 ・その他一般教養 といったところ。