読書日記(書評や読書メモなど)

読んだ本の記録です。書評やそれに類する読書メモなど。主なジャンルは、「教養」「ビジネス」「教育」です。仕事柄、財務や会計、教育関連の本が多くなるかもしれません。

ビジネス

なぜ、人は「餃子の王将」の行列に並ぶのか?

創業者にせよ、中興の祖にせよ、一代で会社を大きくした人に共通するのは、初期のハードワーク。 餃子の王将元社長の大東氏(射殺されるというショッキングな最期を迎えた)のインタビューを軸に、餃子の王将の店舗拡大の要素を取材していった一冊。 個人的に…

やりたいことを全部やる! 時間術

著者は結婚後に夫の後をついで会社の経営者となり、負債を抱えていた会社を優良会社へと導いた方。 その過程で行政書士などの国家資格を取得し、資格勉強法や時間の使い方などについての著作がいくつかある。 今回取り上げた一冊は『一週間は金曜日から始め…

ドラッカーと会計の話をしよう

5年ぶりくらいに再読。 税務会計にたいしての管理会計を中心に取り上げた一冊。 会計担当になってから読むとまた違った発見がある。 しかし、結論としては経営者か会社の意志決定に直接関わるような立場で無いとこの本からの学びは生かせない。 帳簿をつける…

イラスト図解 銀行の仕組み

仕事での必要に迫られ読んだ本。 いつのまにか郵便貯金がゆうちょ銀行になっていて、銀行コードができていたことを知った。 そのほか、金融庁が各行に対してマーケティングを行うよう指示していたことを知って驚いた。「今までマーケティングをしなくても成…

すべての仕事を3分で終わらせる

実際のところ、すべての仕事は3分では終わりません。 が、仕事の効率化、やるべき仕事の圧縮の方法など、参考になることが多く書いてあります。 1月に異動となり、初めての仕事をやっているので、まだまだ仕事を覚える段階ですが、定型的な仕事はどのような…

福岡市を経営する

36歳で福岡市長に当選した高島市長による一冊。 元々は地方局のアナウンサーだったが、突然舞い込んだチャンスを生かし、学生のころから関わりたかった政治の世界に。 この本から得られた学びとしては、 自分の人生、目標とそれに沿った計画が重要である 時…

京大読書術

高校時代に模試で偏差値95をたたき出した受験勉強のトップエリートが書いた一冊。 6章だての本だが、各章の要点をまとめると次の通り。 読書の感想をブログに書き要旨をつかむ 意識して読むスピードを速める 幅広いジャンルの本を読んでおく 人間の基礎力は…

あなたの1日は27時間になる。

終電帰りが習慣化していた税理士が書いた本。 内容は仕事とそれ以外の時間の効率化。4つのステップを踏んで、自分のために使う3時間を生み出す方法が書かれている。 その4つのステップとは、 1.一日のリズムを整える 2.仕事の渋滞をなくす 3.仕事環境を効率…

「2つの名刺」を持ちましょう

会社から支給される名刺のほかに、自分のオリジナルの名刺を作ってはどうかと提案し、その効用を説く一冊。 本書からいくつかヒントを得て、早速、仕事以外の場面で使ういわばプライベート用名刺の製作に取りかかりました。本書で書かれているように、どのよ…

最新 戦略PR 入門編

2009年にアスキー新書から刊行された『戦略PR 空気をつくる。世論で売る。」を改訂したもの。 うかつにも見落としていたが、2008年のリーマンショックに始まる企業の広告費削減の折に注目された「戦略PR」を開設したもの。本書の姉妹編に「実践編」がある。…

森林の思考・砂漠の思考

風土や気候から世界各地、日本各地の思考方法の違いを考察した一冊。 私とは何か、という問いは世界とは何かという問いになる。その世界というものは、私に認識しつくされるものではないから、私が世界をどうみるかという世界観の問題になる。人間の発生以来…

読書を仕事につなげる技術

著者は大学の学部と院で美学を学んだ後、電通に就職。その後外資系コンサルに転身。コンサルとして働くにあたり、経営関連の業務上必要となる知識は独学で身に付けた。 タイトルの通り、「読書で学んだことをいかに仕事に生かすか」という視点で書かれている…