最近は『TARZAN』もほとんど読んでいなかったので、最新のトレーニング理論を追いきれていなかったので、浜松マラソンにエントリーしたことを機に、”新常識”をおさえておくことにしました。
01 「距離を踏めば走力がつく」は迷信
⇒高強度・短時間のトレーニングを週に3回行い、時間が空いたら距離を走るトレーニングを行うべし。具体的には、「30秒のダッシュ→4分の休憩」を4~7セット程度行う。
02 夏の“坂トレ”10分は10kmぶんのトレと同じ負荷!?
⇒上り坂では脚を上げる筋力が鍛えられ、下り坂では脚の回転数が自然と高まり良い刺激になる。
03 一カ月休んでも走力は取り戻せる
⇒最大酸素摂取量はトレーニング再開から約4週間で改善され、さらに8~12週間の継続でほぼ元の状態に戻る。つまり、疲労が蓄積された状態でトレーニングをするよりも、完全休養をしたほうが良い
04 持久力は1日1回たったの4分で身につく!
⇒タバタトレーニング(昔はバーピーテストと呼んでいた)を活用せよ
07 体は柔らかければいいわけではない
⇒大きな骨を支える中殿筋や大腰筋はある程度の硬さがないと、骨を安定して支えることができなくなってしまう。
08 2軸で走れば疲れない
⇒長らく良しとされてきた1軸走法(体の中心に軸があるイメージ)では体幹のねじれが多く、無駄が発生。それに対して2軸(両肩と両足のつけ根に軸があるイメージ)は、体の安定性をつかさどる2本の動作軸を固定した状態で走ることで、体幹部分が自然に正面を向いた状態となる。結果、パワーロスを防げる。
09 ラム肉こそがランナーがとりたいスーパーフードだ!
⇒ラム肉には体脂肪をエネルギーに変換するLカルニチンが豊富であることに加え、リカバリーに必要な鉄と亜鉛が豊富に含まれている。
11 カーボローディングは不要だ
⇒不要とは言っても、前日の炭水化物を1.5倍程度にするくらいは効果あり。あとはレース当日の朝は消化のよい白米やうどんを食べておけばOK。
18 夜ランは最強の健康法だった
⇒簡単に言えば、朝は体が起きていない。夜は体が覚醒している。
今年の4月に焼津みなとマラソンでハーフに出る前のトレーニングで坂道ダッシュを行ったけど、それは最大筋力を上げることを目的にやっていたけど、知らず知らずのうちにVO2MAXを上げる効果があったのか!
そしてカーボローディングはもともと前日にやるものだと思っていたので、正しくできていた(大学の時も試合前日は植田のAIUEOで大盛パスタを食べていた)。
(画像は最新号)