著者の実体験を元に書かれた本。
ストーリーを簡単に言えば、うつ病になり自殺をはかった若者がメンターとも言うべき人との出会いを通じ、アフィリエイトで稼げるようになり、場所の制約を受けずに暮らせるようになったという話。
人が変化する時、「人」「本」「旅」のいずれかがきっかけになると言っているのは出口治明さんだったか。
著者の場合はそれが人だった。
この本からの学びは次の箇所。場所は220ページ。
どんな状態にあれば「成功」と呼べるか、それをノートにまとめてみた。
・世界を自由に飛び回る力があること。
・世界に自分の居場所を持っていること。
・好きな街の言葉を喋ることができること。
・世界中に頼りになる仲間がいること。
・大切な人と一緒にいられること。
この五つが叶っている状態、それが「僕の成功」なのだと思う。
この条件を叶えるためにはお金は絶対に必要だ。しかし、お金を手にした先に実現したいライフスタイルを思い描くことは、もっと大切なことだと思う。きっと、人によって成功の条件とは違う。それを見つけずに、世間一般の成功を追い求めていると、逆に不幸になってしまうような気がした。
そうだ、人それぞれ目指すところは違うのだからそれを整理して文字にしなければ、どこを目指せば良いかわからないじゃないか。
目標や夢を書き出して毎日目につく場所に貼るという方法は知識としては持っていたが、いまいち中途半端にしか実行していなかった。
この週末はじっくり自分がどうなりたいかを考えてノートに書き出すことにしよう。