5%の成功者の「頭の中」
「N0.1理論」などの著作がある、西田文郎による一冊。(絶版かな?)
「5%の成功者」たちに共通する心とは?
- 実現が難しそうな「大きな夢」を描く
- 物事に素直に感動し、感激できる
- 自分の役割にがむしゃらに取り組める
- 努力を努力と思わない
- 悪い結果は、自分の責任と思う
おそらく、この5つだけ身につければOKだが、これって日本人の5%じゃなくて0.5%じゃなかろうか?
メンタルトレーニングや大脳生理学、心理学を研究しているだけあって、脳の機能として「IRA(本能反射領域)」という言葉を使い、人間の脳は3層の構成になっていると説明する。
その3層は、1層目が「脳幹・脊髄」で、生命活動を維持する役割。2層目は「大脳辺縁系」で、動物的な本能や感情、潜在的な記憶に関する役割を担う。3層目は「大脳新皮質」でここが人間らしい、高度な精神活動を生み出している。
1層目と2層目を合わせて「IRA」としている
このような構造となっており、基本的に上の層は下の層に逆らえないので、夢や願望を実現するためには、「IRA」を理解し、それを上手に使う必要があると説いている。
そして、いくつかの方法も紹介されている。
例えば、
- 勝負所では「大切な家族(身近な人)」を思い出す
- 周囲の人に感謝する(ありがとうの内言でOK)
- 師匠を見つける
など。
せっかく本書を読んだので、今までの自分の枠を壊し、再構築しよう。