タイトルの『吾人の任務』は著者の祖父の手記から。
このソフトは慶応大学工学部を創設した人物で、飛行機事故で亡くなった。
田坂広志さんが講演の中で触れていたので手に取った。
著者はハーバードビジネススクールで学んだ後に、グロービス経営大学院を立ち上げた人物であり、本書ではその経緯や理念が書かれている。
本書を読みながら思った事は、「チャレンジと成長」である。
今、職場は(おそらく)大きな変化/改革を求められており、今回の改革に失敗すると、おそらく潰れる。
内外で「あまり学歴は関係ないよ。ただ、今までの社会構造では、偏差値とホワイトカラーの仕事との間の相関度が高かったので、人材採用においては学歴を見るのが合理的だった」と言ってるくせに、それを心の底から信じていなかった。
自分自身に対しても同様で、自分よりも高偏差値の連中と同じ土俵で戦えるのかと思っていた。
が、本書を読み、マインドを一新することを決めた。
人間が生まれ持った能力は大きな違いはなく、多くの場合、その小さな差は埋めて尚且つ逆転が可能だからである。
そのためには、、、
1.時間を味方をつける
2.1のために日々の過ごし方(習慣)を見直す
3.ときどき振り返るために言語化しておく
4.達成度を見るためにログを残す
これらのことを実行していく。
最近、深く考えさせられる出来事もあり、人生において変化が必要な時期にさしかかったと感じている。おそらく、ここで変わらなければ悲惨なことになるだろう。
だからこそ、深く考え、実行し、振り返り、改善を継続する。